ジョー小泉のひとりごと 2004年12月後半


「ボクシング評論」執筆進行

今日は天皇誕生日の休日だが、朝1時間散歩をしたあと、ずっとリング・ジャパン・クラブ会報「ボクシング評論」の仕事をしていた。

新しいパソコンの方にスキャナーのソフトを入れ、事務所に掲載写真(FLASHの表紙)を送った。

1月からボクシング英語講座を始める。
タイトルはそのものズバリの「ボクシング英語講座」にするか、「英語で海外の専門誌を読もう」にするか迷ったが、後者にした。

第1回は、FLASHのビタリ、ウィリアムズ戦の記事を解説を入れながら訳しつつ、英文専門誌を読むコツを「教訓」の形で入れていった。つまり、「これで通じる英会話」のようなエッセンス明記の形をとった。

案外、時間がかかった。
初回だから、会員諸氏が親しめる形の講義を考えた。
1年12ヵ月、この英語講座を読み続ければ、海外のボクシング専門誌を読めるコツがつかめる。
そんな英語講座にしたい。

「想い出の名ボクサー」第1回、辰巳八郎(2頁分)を読み返し、また推敲し、事務所に送信。
これで3頁分を済ませた。

あと2頁か、3頁分書きたいが、世界戦の行事が始まる。

昨日から私だけ事務所の大掃除を始めた。古い資料を大分捨てラックをひとつ空にした。
大掃除順調。これぞグッド・ラック。
(12−23−04)


3ラウンド 0:52に注目

以下は「速報メール」に書いたものだが、非常に興味深いので「ひとりごと」にも1日遅れで再録したい。

メキシコシティへの直行便は週に2便のため新王者ブストスは今日帰国。
見送りに行って帰ったが、ブストス自身はイーグル脱臼の原因をこう語る。

「3ラウンド途中、自分の左アッパーがイーグルの肘を突き上げた。あれでイーグルは脱臼したのだ」と。

帰宅してビデオを見直した。
確かに、3回0:52に左アッパーが当たり、そのまさに直後、イーグルが痛みを訴えている。
それが真の原因か否かは検討を要するが、ビデオ録画をしている人はこの3回0:52を見直して欲しい。

あの夜、試合後オフィシャルとのディナーの際、ジャッジのDr.ジェームス・ジェンキン(東洋医学のドクター)にあのような場合の脱臼処置法を教えてもらった。レストランで周囲はこの2人何をしているのか、と白い眼で見ていた。私も自分の選手のセカンドをするので、切実な問題として興味を持った。

私のミス:
ブストス、イーグル戦のTKOタイムは4回0:39だが、あの夜、世界中に送った私のリポートでは0:19と誤記していた。
リングアナウンサーが39秒といったのを、最初の3を聞き漏らしたのだろう。
すぐコミッション席に行き、スコアシートのコピーをもらおう、と急いだためだ。
それにも0:39と書いてあったのに。
訂正メールを世界中に出さねばならない。
アイム小泉ソーリー。
(12−20−04)


なぜ新人王戦を見ると疲れるのだろう

全日本新人王戦を見終わり、帰宅。
熱戦に疲れて、帰途の電車でも本を読む気がしなかった。

なぜ新人王戦を見ると疲れるのだろう。
多分、新人たちの試合のリズムがいつも見ているメインイベントのリズムと違うからだ。
あっ、いまだ、と思うタイミングでパンチが出ない。勝ちたいという意欲で体が突っ込みすぎるから、バランスが悪い。みんな肩の力が入りすぎ。
見ているこちらが疲れる。

しかし、全国の会長諸氏が集い、挨拶ができる。
お前は会長たちに挨拶をするため、新人王戦に来ているのか?
それもあるが、おのおののジムがどんな基本を教えているのか、にも興味がある。
みんな新人王戦に勝つため、手数、コンビネーションを出す練習を積んできたのだろう。
新人王戦が終わったら、もう一度、パンチをナックルで打つ基本の反復練習をした方がいい。その方が将来、選手が伸びる、と思う。

ホールへ出る前、「ボクシング評論」の「ボクシング英語講座」を途中まで書いた。
あとは明日。

明日、新王者ブストス帰国の世話をして、こちらの仕事は終わり。
明日、マスコミのボクシング担当各位へ1月3日の日程表を送る。

今週、リング・ジャパンは1週間がかりで大掃除に入る。
(12−19−04)


イーグルの世界戦を終えて

ああ、忙しかった。
ブストスの練習につきあい、試合の3日前からオフィシャルが来日し、そちらの世話もあった。
朝11:30頃、ホテルに迎えに行き、角海老ジムで練習させ、ホテルに連れて帰り、それから一旦事務所に出る。夜はオフィシャルとの会食。

本を読めるのは、電車の中。片道30分で2往復だから、集中すれば2時間読めた。
帰宅してから、「ボクシング評論」のため、辰巳八郎の原稿を書き終わった。

この辰巳八郎のレコードについては、キャリアが長く、ミドル級とウェルター級の王座を取ったり取られたりしたので、以下の本で誤植が目についた。

1.郡司信夫氏「ボクシング百年」
241頁 辰巳が河田一郎に勝ち、ウェルター級王者となり、初防衛戦は河田との再戦。これが抜けている。だから、呉川勇戦は初防衛と書いているが、2度目の防衛。秋山政司戦は2度目の防衛としているが、3度目の防衛。

2.「日本ボクサー辞典」ボクマガ87年3月号増刊
昭和28年6月15日のソムデス・ヨントラキット戦は、東洋ミドル級でなく東洋ウェルター級
昭和30年4月20日のソムデス・ヨントラキット戦は、東洋ウェルター級でなく東洋ミドル級
昭和36年2月22日の前溝隆男戦は判定勝でなく引分け

3.「日本名ボクサー100人」ワールド93年7月号増刊
昭和26年1月9日の新井正吉戦は、日本W級タイトル防衛Cでなく、日本ミドル級タイトル獲得
昭和36年2月22日の前溝隆男戦は判定勝でなく引分け

これらの資料を使うのがこわくなり、世界戦で忙しいのに計量後、コミッションへレコードの確認に行った。安原検査部長に感謝。

世界戦に関しては、イーグルの試合のやめ方に失望した。
別に人種的偏見ではないが、タイや比国の選手は苦痛に対する抵抗力が日本人より劣るような気がする。たとえば、計量でウィエトオーバーしてサウナに連れて行くことがある。暑い国の人間だから、サウナの熱さに耐えられるかというと、そうではない。すぐギブアップしてサウナから出てくる。過去、試合でまだ戦えるはずなのにダウンから立ち上がってこないタイや比国の選手を数多く見た。日本人選手の方が我慢強すぎるのかもしれないが。
(12−18−04)


忙中閑ありジョーク集

ああ、世界戦まえで忙しくてたまらない。
気分転換にジョーク集。

家内がいう。
「よくそれだけくだらないジョークが次から次へ思いつくわね」と。感心するよりバカにしているのだろう。

2階でひと仕事終えて、お茶でも飲もう。
「あなた、何を召し上がる?」
その答でジョークを作る。

(1) ココアの場合
「ここはココア」

(2) 紅茶の場合
「スペイン語で紅茶のことをte『テ』というんだ。テを入れテ」

(3) コーヒーの場合
「韓国語でコーピーのことをコピーという。コーヒーくださいを『コピー・チュセヨ』という。この“チュセヨ”に“注意”せよ、くださいの意味だ」

(4) 日本茶の場合
「茶をくだちゃい」、「おーい、お茶」

(5) 水の場合
「水! “自ら”水を取れっていうなよ」

私の頭の中は、つねに新しい言葉を覚えようとして連鎖をつくっている。だから、駄洒落が次々と思い浮かぶ。

連鎖の例さ:
このまえ、歴史の本を読んでいたら、ハワイが米国に併合される前、最後の女帝の名が書いてあった。リリウオカラニ女王という。

私の記憶法:
まず浅丘ルリ子の顔を想い浮かべ、この女王と重ねる。
寅さんの映画のリリーだ。リリーが縁側で魚(ウオ)を食べている。そこで表に荷物を積まない車が走る(つまり、空荷)。
リリ+ウオ+カラニ → リリウオカラニ女王
となる。

ああ、リラックスした。また仕事。
ジョーク小泉
(12−17−04)