アスレティックから帰りE−mailを開くと最新WBAランキングがベネズエラから入っていた。
まずパソコンの速報メール会員に送信。
ここで考えた。
文字数は1万を超えるので、2000字以内で携帯の速報メール会員にも送れないか。
そこで、日本関連分のみ切り取りして送信。
結構面倒だった。
携帯の字数の制限がなくなれば、世界ランキング17階級すべてを携帯に送れるのだが。要検討。
(2−15−03)
2-15
日本SL級タイトルマッチ
王者 湯場忠志(都城レオ) 19-1-2,12 KO前
10R
1位 佐々木基樹(協栄) 18-4,11 KO 前
好カードである。今日の計量は両者140ポンド(63.5キロ)で一発パス。ともに肌の色艶よし。身長が湯場183センチに対し佐々木170センチと差はあるが、上半身の筋肉は佐々木の方が逞しい。長身のサウスポー湯場は懐の深さとロングの左(ストレートとコッジばりのアッパー)が武器。佐々木は昨年4試合すべてKO/TKO勝ちした通り、パワーアップが目立ち、一昨年の永瀬に惜敗した一戦で見せたフットワークもある。湯場の体格的優位さはあるが、佐々木の攪乱戦法も侮れない。湯場の右リード、左から右フックの返し、一方、佐々木の踏み込んで合わせる右から左フックの返しに注目したい。
1.どの話が一番おもしろかったですか?
ベアナックル時代の半紙は、どれも興味深く読むことができました。特に、クリッブ対モリノー戦での「何が英国紳士だ」というジョーさんのコメントは印象に残りました。全般的に、どの話にもジョーさんの分析が加えられていて、今まで当たり前のように感じていた話に対しても、見方を変えるいいチャンスを与えてもらったように思います。
2.どのジョークが一番おもしろかったですか?
「ルールを緩和せないかんわ」、「アリゾナがありぞな」など、シンプルだけどテンポがよいジョークが楽しかったです。ちなみに、ジョーさんのジョークでは、マイケル・ナンがWOWOWに出たときに「ナンが難なく勝ちました」「何だ、この程度の相手か」と連発されたのが一番好きです。
3.その他、感想があれば
まだ、ボクシングファン歴が短いので、1990年代以前については知識が浅く、選手のレコードや、世界タイトルマッチ一覧と照らし合わせて読んでいたので1月半ほど読破するのにかかってしまいました。読みやすくユニークなエピソードも多くて大変読みやすかったです。ただ800ページの本は重かったですね。開きすぎて割れないようにするのに神経を使いました。
次回作楽しみにしています。
赤木 充氏
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2.どのジョークが一番おもしろかったですか?
9章15 「エイリアン」
匿名
(注)これは最短アンケート記録。
「ボクシング珍談奇談」を読んでみたい。
しかし、5000円は高い。金がない。
という人がこの本を読む方法があります。
それは、図書館に新刊書のリクエストを出すことです。
RJとすれば、個人が買ってくれても、図書館が購入してくれても同じですから、金欠病(失礼)の人は試してみてください。
ただし、1ヵ月ほどかかるそうです。
図書館でのリクエストに必要な情報は次のとおりです。
タイトル:ボクシング珍談奇談
出版社:リング・ジャパン(Tel.0422−55−9931)
著者:ジョー小泉
価格:5000円
今日、音入れしたのは次のカード。
放送は3月10日(月)で、この日は夜11時からでなく、10時半からだから要注意。
S・フェザー級10回戦
ホエル・カサマヨル vs. ネート・キャンベル
WBA・WBCウェルター級王座統一戦
バーノン・フォレスト vs. リカルド・マヨルガ
イギリスS・フェザー級タイトル戦
アレックス・アーサー vs. カール・グリフィス
どれもいい試合だった。
3試合目に出場のアレックス・アーサーは「驚異アメイジング」の異名をとる、13戦全勝11KOの世界チャンピオン候補。
2月23日放送のタイソン、エティエンヌ戦は現地メンフィスから生中継。
(2−12−03)
厚い本だから「本書の読み方」という小さな紙を栞(しおり)代わりに入れようか、とも思ったがあらずもがなのような気がしてそれをやめた。
私が考えたのはこんなものだった。
「ボクシング珍談奇談」の読み方。
1.まえがきを読む。
2.あとがきを読む。
3.ペラペラめくり、面白いと思ったところをつまみ読みする。
4.どこから読んでも面白い。
5.同じところを何度読んでも面白い。
6.最初の頁から最後の頁まで通しで読む必要はありません。
最近、読後感想アンケートのもどりが少ない気がする。
読み終わった人はどうぞ受取人払いの綴じ込み葉書を使い、アンケートをご返送ください。
昨日のセミファイナルはRJがマッチメークしたカードだった。
ファビオ・マルファ(比国)は世界ランカーのイーグル奥田に対し、毎回ポイントを奪われながらも決定打を許さず頑張っていた。ところが、突然、7回終了後、試合を捨てる素振りをした。厳密にいうと、その素振りをしたのはチーフ・セカンドをしていたエディト・ビラモア(元世界ミニマム級1位でリカルド・ロペスに左アッパー一発でKOされた)だ。
特別ダメージを受けたわけでもないのに試合を放棄しかけたので、8回開始早々、内田レフェリーはビラモアをロープから押し出し、試合を続行させた。マルファは8回、半ば戦意を失いながらも時に強い左フックを返し、このラウンドも倒されずに終えた。ここで、私は赤コーナー下の席を立ち、青コーナーまで走ったが、ビラモアは試合を放棄していた。
文化の違いというか、ボクシングにおける試合放棄の違いが、日本と比国との間にある。比国で試合を見ていると、劣勢になった方があっさり試合放棄をするケースが少なからずある。思い出すのは、96年のタイガー・アリとホセリト・リベラの試合だ。マニラの近くの街で行われた試合で、前半は当時、昇り調子のリベラが攻勢をとっていたが、中盤以降、アリが得意のサウスポーの右アッパーで主導権を奪い返した。8回だったか、リベラが明らかにまだ戦えるのに試合を捨てた。日本なら「まだやれるじゃないか。金返せ!」と観客に怒鳴られても仕方がないところだ(ただし、最近の日本の客はおとなしいから消化不良の印象を持ってもあまり口にはださないようだが)。
だから、比国の選手(いわゆる噛ませ犬というか、格下選手)を日本で組むと問題になることがある。「もう駄目だ」が早すぎることがある。日本の選手なら「もう駄目だ。勝てない」と思っても次のラウンドに出し、駄目なら倒されるか、レフェリーストップになる。コーナーで試合放棄すると、伝統的に批判が厳しい。藤猛(対ニコリノ・ローチェ)、川上林成(対サマート・ソムデン)のように後々まで「卑怯者」扱いされる。コーナーで変な試合放棄をすると、「根性ないな。あそこでやめさせる会長はプロボクシングを何と考えているんだ」と仲間内での批判がきつい。比国の連中はそんな日本の伝統などお構いなしだ。
今後、比国のセカンドに注意しなければいけない。
1. 本当にもう駄目だ、と思ったら、休憩時間中にレフェリーにそれを訴えろ。レフェリーは休憩中、次のラウンドを告げるため、必ず一度はコーナーに来る。
2. ラウンド開始のゴングが鳴っても選手が椅子から立たないような形の試合放棄はするな。見場が悪い。
3. コミッションが納得しないような試合放棄はファイトマネー没収(正確には減額)の対象になる。プロならプロらしい試合をしろ。
4. 中途半端な試合放棄をしたら、2度と日本では使わない。
暑い国の選手はえてしてこんな(日本と比べると)あっさり試合を捨てるところがある。神戸の言葉ではこんなあっさりした、根性のない様を「さくい」(形容詞)というが、他の地方の人にはわかり難いかもしれない。いま辞書を引いたらあった。「さくい」は、木材が容易く割れる様だ。それなら使える。フィリピンの選手は概してさくい。こんな余談には作為があるな。
(2−11−03)
2-10
日本MM級タイトルマッチ
王者 阿部弘幸(角海老宝石) 12-5-2,3 KO 前
10R
2位 小熊坂諭(新日本木村) 15-5-1,9 KO 前
阿部は暫定王者として正王者、鈴木誠と対決し負傷判定で正王座に就いたガッツのあるボクサーファイター。後半に強く実にしぶとい。一方、小熊坂はトリッキーな左強打者で韓国遠征でも勝っている。ただし、昨年3月、元世界暫定王者ソンクラム・ポーパオインから痛烈なダウンを奪い逆転の判定勝ちをしたとき、左手を骨折し11ヵ月のブランク。
もちろん、コンスタントに試合を消化し波に乗る阿部が有利だろうが、フットワークが止まると小熊坂のサウスポーの右フックが炸裂する可能性もある。後半戦のスタミナ、気力の勝負となりそうだ。
セミで実力急上昇の世界ランカー、イーグル奥田がOPBFランカー、ファビオ・マルファ(林田のタイトルに挑戦し判定負けだがタフ)と対戦。イーグルがKOで仕留めることが出来るか?
イギリスでいま人気急上昇のSL級リッキー・ハットンが日本初登場。「人気が出るのも当然」と思えるくらいエキサイティングでスピードがありパンチもある。要注目!
コブシを痛めがちで私が「パンチが軽ざげ」とジョークをいうジョー・カルザゲの強打爆発。今日のカルザゲは本当に強ざげ。
いまタイには2人のSFe級王者がいる。シリモンコンと今夜登場のヨーサナンだ。ラクバ・シン(拳士)に勝ち王座に就いたヨーサナンの痛烈なKOを見てから寝よう。内緒ですが3試合ともすごいノックアウト!
見るべし、見るべし、見るべーし! 明日は祭日!
(2−10−03)
計量のある日は昼食をとり損ねる。
計量通知は4時となっているのに、両者3時に来てそこで計量を済ますのが通例となり、それが2時半となり、早いジムは2時に来る。空腹の選手たちが早く食事をしたいためだろう。
明日、比国人(ファビオ・マルファ)とタイ人(デッチシャム)を組んでいるので、1時に家を出て2時にはホテルに着こうと思っていた。家を出る直前、ラスベガスのダブルメインが両方とも終わり、それの速報メールを出してから飛び出した。両試合を合わせて5ラウンド足らずだから、今日の速報メールは早かった。
マルファのトレーナー、ビラモア(あのリカルド・ロペスに左アッパー一発で倒された元世界1位)が言った。
「日本の2月はこんなに暖かかった?」
「今日は特別だ」
日曜の計量はホールの4階でなく、コミッションで行われる。後楽園周辺はいつも場外馬券場に集う人たちでにぎわう。
春風や はずれ馬券が 今日も舞う
オーバーウェイトを心配したが、2選手とも一発でパス。
帰宅後、家内がWOWOWのジャッキー・チェンの「ラッシュアワー2」を見ていたので、それを終わりまで見てウェイトトレーニングに行った。
本屋へ新井白石の「折りたく柴の記」を買いに行ったがなかた。FLASHとBOXING MONTHLYを読んだ。「珍談奇談」執筆で無理をしたコンディションが徐々に回復しかけている。
(2−9−03)
モズリー再起戦展望
2-8 ラスベガス・マンダレイベイ
SW級12回戦
元WBC W級王者シェーン・モズリー(米)38-2,35KO前
対
元IBF SW級王者ラウル・マルケス(米)34-2,23KO前
順当ならモズリーのスピードが上回りワンサイドの試合になるだろう。モズリーはフォレストに連敗したが、あれは相手の長身、リーチに苦しんだためで、ボクシングの組み立て、リズムはそれほど悪くはなかった。記者会見でマルケスが「モズリーの体が小さいのに驚いた」と言う通り、両者には体格差がある。マルケスはバルガスに11回TKOで敗れたあと4連勝3KOしており復調の兆しはある。モズリーにとりSW級転向第1戦となる重要なテストマッチ。
WBO W級タイトル戦
王者アントニオ・マルガリータ(メキシコ)27-3-0-1NC,18KO
12R
前WBA王者アンドリュー・ルイス(ガイアナ)22-1-1-1NC、20KO
マルガリータはアントニオ・ディアスとの決定戦で10回TKO勝ちし、ダニー・ペレスを一方的判定で破り初防衛。今回が2度目の防衛で、好カード。6ヘッズ・ルイスはマヨルガとの再戦で破れ無冠。モラレス、池戦の時、セミのルイス、マヨルガの初戦を見た。ルイスはKO記録の割には、体がかたく動きに滑らかさが欠け、あまりまとまりのいい選手ではない、と思った。順当なら、マルガリートの連打の回転勝ちだろう。ただし、ルイスの一発は要注意だが。
2/7前OPBF SFe級王者タイガー・アリ(比)はカリフォルニア州フレスノでの渡米第1戦でアーネスト・ジョンソンJr.に大差の8回判定負け。(80−71)x2,79−72。2回にアリは軽いダウンを奪われ、以後、カウンター狙いで消極的でほぼ全ラウンド取られた。グチを言うと、スイコ、アリ戦なら全比国中継のTVがつき興行が成り立つところ、アリが昨年、専属プロモーターに内緒で渡米し帰国しないため、スイコは別の相手と戦わざるを得なくなりTVの中継料は格段に安くなった。アリはアメリカで数ヵ月待ってやっとこの8回戦出場で、しかも敗戦。アリの前途が危ぶまれる。米国はパラダイスではない。
元WBA Fe級王者フレディ・ノーウッドは2/21マイアミで再起戦が予定されていたが、1/18ガールフレンドへの暴行のため逮捕され、キャンセル。暴行といっても婦女暴行でなく、凶器で彼女を部屋に閉じ込めようとしたところ、彼女が警察を呼び、ノーウッドは彼女の顔を噛み、ストマック(胃袋)にボディブローを決めたという。ノーウッドは00年9月ゲイナーに論議を呼ぶ11回TKOで敗れてから2年半ぶりの再起戦を迎える直前だった。ノーウッドは仕様がないな。ノーグッド。
出先でも 携帯で知る 試合結果
(2−8−03)
明石ジムの吉田会長から電話があった。
佐竹のマッチメーキングのことか、と思ったら
違った。
「珍談奇談」のミスを指摘するものだった。
会長は映画には詳しいという。
2章の8「保安官ワイアット・アープは悪徳レフェリー」の
104頁から105頁にかけてこんな文章がある。
映画「荒野の決闘」のバート・ランカスター演ずる
ワイアット・アープは格好よかったが、裏で結構
ずるいこともしたいた悪徳保安官だったようだ。
「ここが違う」と言われた。
確かに、調べてみると以下の通り。
「荒野の決闘」
原題 My Darling Clementine
ワイアット・アープ・・・ヘンリー・フォンダ
ドック・ホリデイ・・・ビクター・マチュア
監督・・・ジョン・フォード
「OK牧場の決闘」
原題 Gunfight at the O.K. Corral
ワイアット・アープ・・・バート・ランカスター
ドック・ホリデイ・・・カーク・ダグラス
監督・・・ジョン・スタージェス
記憶だけでものを書くと、こんなミスが起こりうる。
謹んで訂正する。
ミステーク 探す楽しみ 珍談奇談
これはミスの指摘ではないが、私の本を2冊出してくれた
K社にも担当者宛、1冊贈呈しておいた。
反響を聞いて笑った。
「あの本、社内で評判で、面白いところを、みんなコピー
し合って読んで笑っています」とのこと。
それ、厳密にいえば、○○権法違反では?
でも、この本はコピーしきれないだろう。840頁以上あるのだから。
4日、中里、サヤーム戦の興行は9時15分頃終わった。この日は後楽園ホールの往復において読みたいものがあったので、電車で来た。試合結果をすぐ速報メールで送りたい日本やOPBFタイトルマッチのときは車で来る。帰途、家内が運転し、私は後の車席でパソコンを打ち、全国の会員の携帯、PCに速報を送ることにしている。この日は、水道橋から自宅まで40分足らずだから、10時すぎには家から速報を送ろう、と思った。
四ツ谷で電車が停まった。「津田沼で架線故障が起こり総武線はしばらく動かない」というアナウンスがあった。私は泰然自若という言葉を思い、本を読み続けた。
まず途中まで読んでいた「リング」誌4月号の「Out of Africa PHILIPP NDOU & SILENCE MABUZA Unknown …but Not For Long」を読み終えた。このフィリップ・ヌドウというのはWBCスーパーフェザー級2位で、1位のヘスス・チャベスと3位のランディ・スイコの間にいる。戦績は29勝28KO1敗。長身の黒人選手だ。いずれランディはこのヌドウとの対戦を避けられないだろう。まるで強打者ジェーク・トゥーリといずれ戦わねばならぬと思う白井義男のマネジャー、カーン博士のような心境。ちなみにサイレンス・マブザはアズマー・ネルソン2世とか。
まだ電車が動かない。本を取り替えて、中国の名言集を読み出した。中にいいのがあった。
志は満たすべからず 楽しみは極むべからず
志不可満 楽不可極
(そうか、志は達成する前段階が華か)
忍激の二字はこれ禍福の関なり。
忍激二字、是禍福関
(そうか、腹におさめることが大事か)
もう20分以上経つ。アナウンスは「各駅停車は停車中です。いましばらくお待ちください」と繰り返すばかり。車中、人は三々五々まばら。電車の扉を開いているものだから、風が吹き込み寒さが身にしみる。ふと振り返り中央線を見ると、何だ、動いている。「JRは不親切だな。総武線は動かないが、中央線は動いている」とアナウンスしてくれればいいのに。快速のプラットフォームに移り、乗り換えてから帰宅。すぐ速報メールを打って会員諸氏の携帯に入れた。11時前になり、済まなく思う。
その日の一句。
津田沼の 架線故障で 立ち往生
寒さにふるえ 読書三昧
(2−4−03)
「あなたもジャッジだ」は完売し、在庫ゼロとなりました。
最近、世界的に採点でもめることが多く、採点基準の指針
としてこの本はいいテキストであると思いますので、将来、
何らかの形で再版を考慮します。
(2−5−03)
まずセミファイナルのカサマヨル(=カ)、キャンベル(=キ)戦の感想:
私のビデオ観戦採点
カ999・・99・・・ 95
キ・・・99・・999 95
HBO解説者採点
カ999・・・9・99 94
キ・・・999・9・・ 96
キャンベルは強打者だが、バランスが悪く、後半のスタミナが落ちる。確かに最初の3回はいいパンチをあてていたが、後半の3回、カサマヨルのクリーンヒットを受けていた。キャンベルは左手を下げるのはいいとしても、右ガードの位置がおかしい。いかにもこれから右アッパー(ボディ)を打つぞ、という位置にあり、ワイドオープン。最後の2回、キャンベルがバランスをくずしながら強いパンチを入れた場面があったが、ジャッジはそれよりカサマヨルの相手を見据えて軽くてもクリーンヒットしたパンチの方を有効とみたのではないか。
ちなみに、ジャッジの採点は、98−92,97−93,96−94と三者ともカサマヨル。98−92は開きすぎだが、カサマヨルが中盤以降追い上げて悪くても引分けに持ち込んだように見えた。ビデオ観戦というのは、パンチの強度を推測で補う面があり、再度見直すと1回、2回の僅差のラウンドの振り分け違いが生じることがあるが、初回ビデオ観戦で上記のような印象を持った。
カサマヨルはディフェンスの名手といわれているが、この試合に関してはその特長がやや失せだしている。パンチを当てる上手さは保持しているが、防御面がやや甘い。HBO TV解説者によると、カサマヨルはWBA SFe級1位の指名挑戦権を行使せず、ライト級に上がりメイウェザーとの対戦を望んでいるらしい。よほどタイへ行くのが厭らしい。
メインのバーノン・フォレスト、リカルド・マヨルガ戦もインターネット・リポートや電話情報とは一寸印象が違った。
1回終了間際のフォレストのダウンは、マヨルガの大きな左フックの(グローブでなく)前腕の内側が相手の首筋に当たり、相手を回してダウンさせたようなもの。サウスポーが右フックで相手を巻き落とすのに似ている。しかし、その直前、マヨルガの大振りの左フックがヒットして、フォレストが浮き足立っていた。その直後の左フックなので、レフェリーはダウンを取ったのだろうが、やや問題のあるノックダウンだった。
2回は、フォレストがむきになって足を止めマヨルガと打ち合い、やや打ち勝ったように見えた。この2回が伏線となり、3回のTKOが生まれたのだろう。
3回、アウトボクシングにもどるべきフォレストが、「打ち合っても、打ち勝てる」と感じたのか、左ジャブをあまり突かず、自分も相手に合わせて大振りのパンチで応戦。ロープの背をつけた悪い姿勢で、ワイルドなパンチ(左フック)を振ったところに、マヨルガの強烈な右がフォレストを捕らえた。相手を乱戦に巻き込んだマヨルガのある意味でラッキーな勝利。
(2−5−03)
2-4 KH
中里直人(国分寺サイトー) 10-5-1,1 KO 前 122
KO2回(8回戦)
サヤーム・シットゴーソン(タイ) 4-4-1,2KO前 120.25
このタイ人は右パンチを打つとき、体重が前に乗らず、後に流れる。2回、中里がラッシュをかけ、白コーナーに追い込み、左アッパーのボディを決めるとあっけなく悶絶。中里は2000年の東日本の新人王。
東郷リューヤ(国分寺サイトー)6-4,4KO前 130
KO5回(6回戦)
坂東弘元(西遠)5-5-3,1KO前 129.25
最後は東郷のワンツーで坂東がダウンし、そのままカウントアウト。
2回だったか、東郷が左ジャブを出したとき、坂東がダウンした。妙な倒れ方で自分でバランスをくずしたようにも見えた。レフェリーはスリップと判断。東郷は「ダウンじゃねえか」と大きな声でレフェリーに叫んだ。主審は「何だ、その口のきき方は」と一瞬、頭にきたようだが、そのまま試合続行。
私がレフェリーなら、試合中喋る行為禁止のルールを適用し、あそこで減点する。2度、暴言を吐いたら、失格にする。マナーの悪い選手はバンバン失格にする。コーナーから抗議がきたら、「礼儀を教えてからリングにあげてください」と言い返す。すぐに失格宣言する「恐怖のレフェリー」となる。協会から「小泉レフェリーはボイコット」とJBCに通知がくる。森田さんや内田さんに怒られる。私はレフェリーにならなくてよかった。
このように 笑いを誘う 速報メール
きみも入会 われも入会
(2−4−03)
昨日、宮城誠(帝拳)が加藤大政(F原田)を左ストレートでKOし、加藤はリング上でしばらく横たわっていた。
両コーナーのセカンドたちは当然のことのように選手のシューズを脱がし、グローブをはずし、トランクスを下げ呼吸を楽にさせる。
ふと思ったが、いろんな国でKOされた選手がのびた試合を見たことがあるが、日本以外でシューズを脱がす例を見たことがない。
これは日本独自の対処なのだろうか?
いまJBC安原検査部長に電話して教示を受けた。
KOされた選手が、単なる脳震盪か、脳にダメージを受けむくみが生じたか、その判別の反応が足のつま先に出るため。
ダメージがある場合、つま先を押すと、つま先にぶれ、痙攣(けいれん)の反応が出る。
パターソンがヨハンソンをKOした試合で、のびたヨハンソンのつま先が痙攣していたことを想い出した。
医務室では、ひどいKO負けした選手はたとえ自力でリングを降り、控室に戻った場合でも、シューズを脱がせ、つま先の反応を見るそうだ。
これで疑問がひとつ解けた。
欧米では人前で靴を脱ぐのはrude(エチケット違反)とされる。
一方、日本人は新幹線に乗ってもすぐ靴を脱ぐ。他人に靴を脱ぎ靴下(欧米では下着にあたる)を見せて日本人同士は恥じることがない。
つまり、文化の違いがここにもある。
アメリカのリングで自分の選手が相手をKOし、相手がのびてしまったとき、親切に相手のシューズを脱がそうとしない方がいい。
「お前、何をしているのだ」と怒られかねない。
リング上でシューズを逃がすのは日本独自のようだから。
靴を脱ぐ 習慣なきや ラスベガス
(2−2−03)
『ボクシング珍談奇談』P640のベンベヌーティの事後談に、「引退後、マカロニ・ウェスタンでジュリアーノ・ジェンマと共演したこともある。」とありますが、これは1969年度のイタリア映画『荒野の大活劇(VIVI O PREFERIBILMENTE MORTI)』の事かと思われます。となると引退後ではなく、現役の世界チャンピオン時代に(ガッツ石松氏に先駆けて?)出演した事になります。私は20年程前にテレビで見た記憶があり、また最近公開当時のパンフレットを入手したので間違いないと思われます。ちなみに、上記のデータもパンフレットからの転載です。
さらにパンフレットには、映画出演を断り続けたベンベヌーティも親友ジェンマとの共演には自ら申し込んだ、と記載されてます。今の日本で置き換えるならば、中田やイチロー(あるいは辰吉)が時代劇かアクション映画に出たようなカンジでしょうか!?
ちなみに、プロレス&ボクシング誌1970年6月号にもこの映画の紹介記事が掲載されていました。
当時テレビを見た私の記憶では、解説者(TBSの故荻昌弘氏か、テレビ東京の故深沢哲也氏)がベンベヌーティをボクシングの世界チャンピオンであると紹介していました。さらに、日本人とは対戦経験が無いと言ってました。勿論これは間違いで、実際には1968年6月7日にローマで当時日本ミドル級一位で元王者の赤坂義昭氏とノンタイトル戦を行い、2RKO勝利をおさめてます。余談ですが、マカロニ・ウェスタンは和製英語です。嘘みたいですが、アメリカではイタリア製西部劇はスパゲッティ・ウェスタンと呼称されていると聞いたことがあります。
『荒野の大活劇(VIVI O PREFERIBILMENTE MORTI)』はDVDで発売されておりました。税込み\5,040です。
ジョー小泉氏のコメントを頂けたら、と思います。
三瓶秀夫氏
<小泉コメント>
ものを書くことの楽しさのひとつは、このように反応が返ってくることです。
私は映画館でそのジュリアーノ・ジェンマとニノ・ベンベヌーティが競演した映画をみました。貴兄のご指摘通り、現役時代のベンベヌーティだったのかもしれません。
私はこんなディーテール(細部)にこだわることが好きで、貴兄のメールに感謝しています。森鴎外にもそんな重箱の隅をつつく議論好きな面があったそうです。
私が間違えたのは、あの映画でのベンベヌーティの顔がややたるむというか、ふくらんていた印象があり、記憶の中で引退後と錯覚していたのかもしれません。
謹んでミスのお詫びをします。
昨年、アメリカからの生中継の際、会場でベンベヌーティに会いました。
彼はイタリアのテレビの解説者で、かなりゴマ塩頭でしたが、ヘアスタイルは現役時代と同じで、姿勢がよく、スタイリッシュでした。現役時代よりむしろ痩せた感じがし、頬がこけ、依然としてハンサムでした。
いまでもイタリアでは人気があるそうです。
イタリアで、「歴代の名チャンピオンをあげてほしい」というと、「イチ、ニーノ・ベンベヌーティ」という返事がかえってきます。
御礼まで
ジョー小泉
<抜群に面白い会報 2月号の内容>
主人敬白 RJ主人(私)による巻頭言
今月の会員プレゼント 今月も多数(WBC総会グッズなど)
ボクシング観戦チケットサービス
(RJマッチメーキング・カード)
RJ海外情報 フォレスト、マヨルガ戦の詳細レポートあり
世界の試合結果
世界の試合予定
マガジン、ワールド絞め切り後の国内情報 これが好評
RJ通信員コラム 名古屋、メキシコ、九州(DR.山田の拳闘日記)、
大阪(好きやねんボクシング)
ピープルトーク 自由投稿の頁(質問に対し私が答える、小泉コメント)
今月は「幻の日本版・珍談奇談」(実際、本に収録しなかった原稿の一部を掲載) 計7頁
RJスタッフのページ
新発売ビデオ広告
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いまからでも会員申し込みができます。
新規お申込者には、1月号、2月号会報をお送りします。
1ヵ年12冊、5000円(1部420円、送料含む)
書泉ブックドーム
埼玉県川口市栄町3−4−3
048−255−0021
川口市の方は同店で手に取ってごらんください。
UNIVERSUM BOX-PROMOTIONから入ったEメール
Wladimir Klitschko to defend against Corrie Sanders
Hamburg - „Steelhammer“ Wladimir Klitschko will defend his WBO heavyweight world title on March 8 against Corrie Sanders, 38-2 (28 KOs), a powerful South African who knocked out 18 of his opponents in the opening round.
Promoter Klaus-Peter Kohl regards Sanders as highly dangerous: “Sanders has beaten a large number of strong opponents, many of them by knockout in the first round. And he has an impressive record.”
Kohl thinks Sanders is a better fighter than Kirk Johnson or Fres Oquendo, two other top ranked heavyweights who he took into consideration as possible challengers for Wladimir Klitschko, 40-1 (37 KOs).
The South African champion held the WBU world title from 1997 to 2000 and has the reputation as best white heavyweight of the past years beside the Klitschkos. In addition Sanders is a southpaw, a challenge not only for Wladimir Klitschko’s skills but also the tactical cleverness of his coach Fritz Sdunek.
Sanders’ only loss in the past nine years came against Hasim Rahman who two fights later knocked out reigning world champion Lennox Lewis.
The site of Wladimir Klitschko’s 6th world title defense is the huge Preussag Arena in Hannover. In his last defense the 26-year-old Klitschko retained his crown against American Jameel McCline on December 7 in Las Vegas. Wladimir Klitschko captured the WBO belt in October of 2000 with a 12-round shut out decision over Chris Byrd who meanwhile holds the IBF title.
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The next events of Universum Box-Promotion
February 8
Estrel Hotel & Convention Center, Berlin
Thomas Ulrich vs. Silvio Branco
for Ulrich's European light heavyweight title
Sinan Samil Sam vs. Danny Williams
for Samil Sam's European heavyweight title
March 8
Preussag Arena, Hanover
Dr. Wladimir Klitschko vs. Corrie Sanders
for Klitschko's WBO heavyweight title
March 29
Color Line Arena, Hamburg
Dariusz Michalczewski vs. TBA
for Michalczewski's WBO light heavyweight title
(1−30−03)